至高の酒の造り方?「酒魅人」

  • プレイ人数:3人~5人
  • 所要時間:45~60分
  • 難易度:ふつう
  • 推奨年齢:20歳~

4

さいころ猫的総合評価

★★★★☆
きっと盛り上がる!プレイして損なし

ゲーム内容

”至高の酒に必要なものはなんだかわかるか?
最高の素材だと?やはりそんな当たり前の答えしかできぬか。
確かに素材は大事だ。だがそれらを全て兼ね備えて尚必要なもの、人をその酒に惹きつけるもの、それが・・・・・・名前なのだ!
お前のような素人にはわかるまいがな。”

プレーヤーは酒蔵の主人となって、最高の日本酒を仕込むことを目的とします。
酒を造るために大事な要素は競りによって入手していきます。
各プレーヤーは数字の書かれたトークンを各々の要素に配置していき、その年の注力分野を決めます。
この数字の大小で各要素ごとの優先権が決まり、より高優先度のプレーヤーから順に要素トークンを入手します。
これらを酒瓶に配置することで日本酒が仕上がります。

期間は3年間であり、年に一本至高の逸品を仕上げていきます。毎年行われる品評会に出品し、高い評価を得ることも重要です。


期間内に仕上げた酒の合計点数が最も高かったプレーヤーが勝利。

ここが〇

漢字が書かれたトークンを組み合わせてお酒の名前を付けるという発想が面白い。
ついつい点数度外視で楽しい名前を考えちゃうよね。
でも付けたい名前を付けるためにはそのトークンを入手するための競りに勝たなければいけないので、必然的に他の要素は残り物になっちゃう。
勝負を取るか、付けたい名前を取るかで悩むのも楽しいね。
何も気にせず偶然手に入った組み合わせで付けた名前が意外に好評だったりもするよ。

ここが△

ゲームの性質上仕方ないんだけれど何しろトークンの種類と数がすごい。
セットアップするのもゲームを終えて片付けるのも一苦労だよ。
ニャンサムウェアにはとても弱いので気を付けて!

にゃんたのプレイメモ

今日のにゃりまろ

パッケージからしてまごうことなき日本酒です。
限定で木製のパッケージも販売されたのだとか。
お酒好きでもそうでなくても楽しめる良いゲームだと思います。
通常の勝ち負けとは別に、みんなで各自が仕上げた作品のネーミング品評会をしてみると楽しいですよ。尤もあえて促さずとも、自然と品評会に発展すると思いますけどね!


Blank

酒魅人

  • ゲームデザイン: 由利真珠郎
  • 製作 : スーパーナンバーワンゲームズ 🇯🇵