とにかくもうなんでもアリ!?「テストプレイなんてしてないよ/ We Didn’t Playtest This at All 」

  • プレイ人数:2人~10人
  • 所要時間:5分~10分
  • 難易度:簡単
1

さいころ猫的総合評価

★☆☆☆☆
なんか……残念

ゲーム内容

はい?そんなのありかよ!
ええ、アリですとも。

プレイヤーがやることはいたって簡単。
初期手札は2枚。それに対して手番の最初に山札から1枚ドロー。
そしてその中から1枚を選んでプレイする。たったこれだけ。
しかし、だ。
このゲームの肝はそのカードの指示事項にある。

大体どれもこれもまぁひどい指示ばかり。
ものによっては一撃で決着がついてしまうものや、自爆の類もあり。
ゲームバランスって何ですか?それおいしいの?

さらには任意使用の混沌パックなるカードも同梱されており、こちらはゲーム開始前に1枚ドローし、全体に効果を及ぼすような仕掛け。

しかし、どれもこれもひどいことには変わりない。文字通り混沌度が増すだけのカオスな仕様である。
勝利(敗北)条件はカードによって規定されているが、多すぎて紹介しきれない。
が、どれも簡単に達成できてしまう類ばかりなので、早ければ1ターン待たずして1ゲーム終了ということも。

ここが〇

いやぁ、バカバカしい。
細かいことは置いといて、みんなで笑い飛ばせばいいんじゃないかな?
大人も子供も盛り上がりましょう!

ここが△

なんか、中学生男子が自作したかのような内容ばかり。
勝っても負けてもうれしくも悔しくもないのはなぜだろう?
アートワークも無きに等しくて、ほとんど白紙のカードに文字だけってどうなの?

にゃんたのプレイメモ

今日のにゃりまろ

もともとアメリカのメーカーが作ったようですが、まぁ所謂アメリカンジョークですね。
このゲームを評するにふさわしいたった一言、それは”クソゲー”でしょう。
(ただし、私はクソゲーとはある種のジャンルだと思っていて、必要な存在だと思っていますので、卑下する意図はありません。)
日本で考えるならば、ビートたけし監修、と言われたらこんな感じになるんじゃないかな。
私はこのゲームをプレイして、ファミコンソフト「たけしの挑戦状」を思い出しました。


テストプレイなんてしてないよ/ We Didn’t Play test This At All

  • ゲームデザイン: Chris Cieslik
  • 制作:Asmadi Games
  • 発売: コザイク(Cosaic)