にゃんこ達は安住の地を目指す「ねこにがし」

  • プレイ人数:2~4人
  • 所要時間:45分
  • 難易度:ふつう
  • 推奨年齢:10歳以上
2

さいころ猫的総合評価

★★☆☆☆
ハマる人にはハマるかも!?

ゲーム内容

ねこはなぜ逃げるのか、それは、それがねこだからである・・・・・・。

プレイヤーは猫たちを理想郷へと逃がします。
各プレイヤーには猫駒が3つ、それぞれしっぽで2/3/4の数字が表現されており、それが猫たちの移動力を示しています。
手札は猫たちがゴールへと向かうための道。
川あり砂漠あり、様々な道を乗り越えていきますが、それぞれの道にはそこを通るために必追うな移動力が示されており、猫たちは自らの移動力分しか(一度に)動くことができません。
猫駒をスタートライン(テーブルの端等)にセットしたらゲームスタート。

手番でできることは大きく4つ。
手札からカードを出して道を繋げること(または手元から猫駒を場に出すこと)、カードを引くこと、猫駒をUターンさせること、猫駒を繋げた道に沿って移動させること。
猫駒の移動力に合わせて道を作るのが基本。ワープカードもあるので、場合によっては一気に空間を飛び越えることも。
手札が足りなくなれば山札からの補充も可能です。
このゲームでは道が交差することが許されていないので、誰かが作った道とぶつかってしまうような時はUターンさせて違う道を作る必要があります。
また、猫駒の移動を選ぶと自分だけでなく全ての猫駒が順に移動しますので、どのタイミングで移動させるかも重要になります。
移動力の低い猫駒程高得点に設定されているので、どの駒を優先的にすすめるか が悩みどころ。また、道の中には得点が設定された道もあるため、それを繋げることでも得点を伸ばせます。
尚このゲーム、動くのはにゃんこだけではありません。なんとゴールに道を繋げることでゴールが移動するのです・・・・・・。
これらを繰り返して猫駒をゴールにたどり着かせ、プレイヤー人数に応じた数の猫駒がゴールできた時点でゲーム終了。
得点計算を して最も高得点のプレイヤーが勝利します。

ここが〇

にゃんこが可愛い!にゃんこ駒のしっぽが移動力になっているというのもとてもいいね!

ここが△

テーマは面白い、コンポーネントは綺麗、でもなにかまとまりがないように感じるんだよね。
ゲームボードなどを用いずにフリーのフィールドとしたことは自由度が増す一方で分かりにくさにもつながっていると思うなぁ。
ルールもちょっとわかりづらいかな。

にゃんたのプレイメモ

今日のにゃりまろ

ゲームマーケットでジャケ買いした作品。
何しろ猫駒の可愛さは断トツです。
が、やはりなんとなくもう一つ何かが足りないように思えてなりません。
おなじテーマ、同じ基本コンポーネントを使っても、ルールを見直すことでより遊びやすくなるんじゃないかな、と思いました。


Blank

ねこにがし

  • ゲームデザイン: 14GAMIE