- プレイ人数：2人～4人
- 所要時間：30分
- 難易度：かんたん
- 推奨年齢：8歳以上
ゲーム内容
さいころ猫的総合評価
★★★☆☆
おもしろい！
ぜひプレイしてみて
こっ、これは・・・・・・う～～～～～ま～～～～～～い～～～～～ぞ～～～～～！！！！
この芳醇な香り、そしてどこまでも奥深い味わい、いったいなにをしたんだ！
そうか、まさかこのような方法があったとは！
これぞまさに王者と呼ぶにふさわしい逸品だ！！
最高の料理を仕上げろ！
プレイヤーはシェフとなって色々な料理を仕上げることで得点を競います。
まず作る料理を決めることからすべてが始まります。
メニューカードには1～6点の得点が記されており、この料理を完成させることでその得点入るということになります。
基本的に得点が高いほど難易度も高いというのはお約束。
メニューの一部。よく見るとなんだかヤバそうだが・・・・ 
裏にはレシピが記載されている
裏面に記載されているのはその料理のレシピ。
必要な調味料の種類と数、そして上手に仕上げるための火加減が表示されています。
調味料はレモン、コショウ、ハーブ、パプリカの4種類。
火加減は0～7の中で最適な数値が記載されていますが、それを超えると焦げてしまいます。
なんと金属製フライパン 
個人用コンロ！ 
このようにセットして使う
まず各プレイヤーに支給されたコンロにフライパンをセットし、コンロ内にメニューカードを投入します。
その上で自分の手番内に以下のアクションの中から3アクション実施することができます。
・コンロの火力を上げる
・調味料を振り入れる
・コーヒーブレイク（このアクションのみ1手番に1回制限）
クッキングスプーンでアクション数を管理する
まずは火力の調整。
サイコロを振って火力を上げていきます。
専用のサイコロには1～3の火力を上げる数字の目以外に特殊な目が3つがあります。
1）コンロの火力を1～3の間で任意に上げる
2）”全員の”火力を1上げる
3）コーヒーカップチップを一枚入手する
1の任意調整が出ればチャンスですが、2はプレイヤー”全員”が強制的に火力を上げなければならなくなるというのがポイント。せっかく上手に作ってたのに、黒焦げにされてしまうなんてことも発生します。
料理の成否はサイコロ次第
次にフライパンに調味料を振り入れるアクション。
4つの調味料はそれぞれ容器に入れられているので、それを”一連の動作で”フライパン内に振り入れます。ちょっとずつゆすったりしてはいけません。
調味料は指定数より多く入れても問題ありませんが、フライパン内に同じ色の調味料が3粒以上入ってしまうと味付け失敗となってしまいます。
また、各容器には所定の調味料のほかに塩が混じっています。塩も2粒までは問題ありませんが、3粒以上入ってしまうとしょっぱすぎて失敗となってしまいます。
容器の大きさと調味料の粒の大きさが絶妙！出そうで出ない
次にコーヒーブレイク。
特殊効果のあるコーヒーカップチップを使用することができます。
勝利点の追加からコンロの火力下げ（上げすぎた火力を下げる方法はこれだけ！）、他のプレイヤーのフライパンに勝手に調味料を追加したり、アクション数を増やしたり、はてはコンロごと他プレイヤーと総取り換えなんて効果もあったりします。
コーヒーカップは邪悪な効果も多い
これらのアクションにより、指定の条件ピッタリに調理できたら、その料理カードと共に星チップを獲得することができます。
一方で味付けに失敗したり、焦がしてしまった場合は残念ながらごみ箱行きとなってしまいます。
調味料はシンクに捨てます 
あえなく生ごみに・・・・ 
上手にできたらご褒美あり
また、このゲームには一つだけ特殊な料理が用意されています。それがパンケーキ。
ゲーム中に一人1枚だけパンケーキにチャレンジすることができます。
ただし、フライパン内にパンケーキがある間はコーヒーブレイクが実施できなくなるので注意が必要。
パンケーキを選んだ場合のアクションは通常と少し異なっており、まずサイコロを振って火力を上げ２と３アクションでパンケーキをひっくり返すことにチャレンジします。
上手にひっくり返せたらチャレンジ成功、パンケーキが焼きあがりますが、失敗してしまっても、焦げない限りは次の手番に持ち越すことができます。
パンケーキ。焦げないうちに完成させろ！ 
上手にひっくり返せるか？
ゲームは新しい料理をフライパンに置くことができなくなった時、または誰かが5種類（二人対戦では7種類、いずれもパンケーキも１種類として扱う）の料理を完成させた時、そして誰かが星チップ3枚を集めた時に終了となります。
星チップ3枚獲得したプレイヤーがいた場合はそのプレイヤーの勝利。
それ以外の場合は合計得点が最も高かったプレイヤーの勝利です。
ここが〇
わいわいがやがやみんなで楽しめるよ。
重いゲームの前後に入れると肩慣らしやクールダウン（ヒートアップしちゃうかな？）にいいかもしれないよ。
コンポーネントが凝りに凝っていて、地味にリアルでいいね！
ここが△
ほとんどアクションゲームだね。
あまり頭を使ったり、運の要素で勝つという感じはないかな。
コンポーネントが凝っているけど反面収納性はあまり良くない。
大箱なのに上手にしまわないとパンパンになっちゃうよ。
にゃんたのプレイメモ
何しろコンポーネントに圧倒されます。
なんか見てるだけで楽しくなっちゃう。
調味料の大きさと容器の形状もかなり秀逸で、出そうで出ない、かといって思い切っていくと一気に飛び出しちゃうという邪悪仕様(笑)。
ゲーム内容自体はちょっと大雑把な感じがぬぐえないけれど、それはそれとしてみんなで盛り上がっちゃえばいいと思いますよ！
A la carte ／アラカルト
- ゲームデザイン： Kari-Heinz Schmiel
- 製作： HeidelBÄR Games