そしてにゃんこは逃げる・・・・・・
今回は美姫の過去のちょっとしたトラウマが明かされることに。
いつものメンバーとの待ち合わせ場所に向かう最中、昔を思い出しながら歩いていて、ふと出会った女性は飼い猫が逃げて困っていました。
まぁにゃんこは逃げますよねー。デフォルトです。
(えっ、呼んだ?)
でもどうやら美姫はにゃんこ属性があるようで、おびき寄せることに成功。
人見知りの美姫とおなじく人見知りのにゃんこで波長が合ったんでしょうね。
初めて綾の家へ、やっぱりにゃんこは逃げる・・・・・・
今回の目的は綾のうちにお邪魔してゲームをすること。綾の家はちょっといい感じのマンションでした。
事の顛末をみんなに話していたら綾のお姉さん、花が友達である牧京子を連れて帰宅。
そのお姉さんこそ先ほどにゃんこの件で知り合ったお姉さんでした、というネタとしてはベタな展開ですが、特に気にならないのは、今回のメインともいえるのがお姉さんの友達、牧ちゃんだからでしょうか。
ちなみにやはりというかなんというか綾が構おうとするとにゃんこは逃げました。
顔つきは似てるけど性格は正反対の姉妹、いい感じです。
今回のゲームは、財宝を巡るチキンレース「インカの黄金」
遊んだゲームはインカの黄金(友人所有、プレイ経験あり)。
相変わらずルール解説がわかりやすいのと、コンポーネントがきっちり描かれていてとても良かった。
今回も4人(お姉さんと牧ちゃんはチーム扱い、実質プレイヤーは牧ちゃん)のスタイルが如実に表れるゲーム展開。
一見どこまでも突っ込んでいきそうなのに冷静に引き際を見定めるマキちゃん、安全運転の美姫、バランス派の翠、猪突猛進の綾といった感じかな。
でも物語は終盤にやってくる。この手のゲームのお約束ですが、牧ちゃんから美姫に言葉でプレッシャーがかかる。
退けばトップにはなれないけど2位で抜けられる。障害は出そろっていて、進むにはあまりにリスキー。さあどうする!
みんなと出会う前の美姫ならば退くことを選んだでしょうが、ここはあえて進むことを選択、見事財宝をゲットして勝ち抜け。
ここ最近のみんなとの関係性で美姫が少し変わってきたということでしょうね。一発逆転。
ボードゲームの、そしてチキンレース系ゲームの面白さがよく出ていたと思います。
結構大人な牧ちゃん
今回のメイン、牧ちゃんですが、見かけはかなり武闘派な感じですが、中身は驚くほど大人(美姫たちより年上といえど、それを差し引いても)。
周りのコトも美姫のコトも本質をよく見ているし、誰とでも打ち解けるタイプ。引っ込み思案でなかなか周囲に溶け込めない美姫とは対照的なのに、どこか通じるところがある感じ。
小さいころに助けられたことがある、というだけではなく、案外と自分と全く違うタイプの人って一度仲良くなるとむしろうまくいくことが多々あるけれど、そういう感じかな。
いじめられっ子だった美姫が仲間たちとの輪を広げることで卑屈さが消えて心から楽しめるようになる、自分にもそういった経験があるだけにとても共感できます。
にゃんこにも好かれるし、美姫ちゃんいい娘だなぁと思った3話でした。
今回はにゃんこ率の高さがポイントでしたね!
制作陣に猫好きがいるに違いない!
さくらちゃん、「そうそう懐かないぞ」って態度が可愛い~♪
…という個人的趣味はさておき、3話続けて新キャラ登場、綾のお姉さんの花さんに友人のマキです。
ボードゲームが人とのつながりをどんどん広げていくね!
この回、コミックスではもう少し先じゃなかったかなと思ったら、やっぱり2巻の内容でしたね。
今回は、美姫がいじめられっ子だった過去話が出てくるので、アニメでは美姫のエピソードをまとめて3話までの流れを作ったんですね。
とてもいいと思います!
そして、花さん可愛い!そしてグラマー!!
視聴者サービスですか、これは…!?
コラコラ…、そーゆう作品じゃないから!
あと美姫が花さんに出会って、猫マスターっぷりを発揮するのは、アニメオリジナルのエピソードだったんですね。
美姫、言われてみたらなかなか懐かない猫っぽい…。いとしい…!
とてもいい改変だよね
さて、今回のゲームは「インカの黄金」!
あいかわらずコンポーネントの再現率が素晴らしいですね。
このキラキラ宝石、増えてくるのうれしいんですよね。
それに、カードの質感まで再現されているところがいいよね。
わかるー!あの、ざらっとしたマットな感じがね!!
あと、翠が「ボードはないから、正確にはボードゲームではないけどね」と、さらっと言ってるのが経験者らしくて、うんうんという感じでした。
でもこのゲーム、「カードゲーム」というには、コマや宝石のようなコンポーネントがあって、やっぱり「ボードゲーム」がイメージに近いかな?
なにげに「ボードゲーム」「カードゲーム」「アナログゲーム」あたりの言葉は、正確を期すとどこまでが境界がむずかしい時がありますよね。
うちのサイトでも、「ボードゲーム」が一番通りがいいので、だいたいそう使ってます…。
さて「インカの黄金」はシンプルなルールながら、毎ターンごとに進むか退くか判断を迫られて、けっこう盛り上がりますよね~!
障害カードの出方も、序盤でいきなり2枚続けて出ちゃったりということもあったりして。
ちょっと道の途中に落ちた宝石が増えてくると、途中で引き返す仲間が出たとたん「ずるいー」って思っちゃったり。←ずるくないです。
なかなか2枚目の障害カードが出ないと、ドキドキして、本当に探検している気分になります。
運要素も強いけれど、そこはマイナスを食らうのも、すべて自分の判断に委ねられているところがいい。
チキンレースの面白さって独特ですね!
ちなみに私は、こまめに途中で引き返して、小金をかせぐタイプでした。。。
アニメでは、ゲームの展開を通じて、美姫の成長を描いてるところが素敵だなぁ…って思いました。
このアニメ、美姫がとても可愛いですよ!
でも、私的には翠ちゃんも好きなので、彼女メイン回が回ってくるのを楽しみにしています。
あと実はほっとしたのが、前回少し絵が安定してないかなって思ったところがあったんですが、今回は安心して見られました。
なんかね、ロングショットとか美姫の顔とか、翠の眼鏡の処理とかが少し気になっていたので…。
2回目にして、早くもリソース不足なのかしら…ってドキドキしてました。
このクオリティを保っていってほしいです。
(ご主人…、あいかわらずテンション高いなぁ…)
※リンク先「ゲッサンWEB」で原作コミック第1話が無料公開されてます!(2019/10/6現在)
放課後さいころ倶楽部 2巻
- 作者:中道裕大
- 出版社:小学館(ゲッサン少年サンデーコミックス)