- プレイ人数:2人
- 所要時間:30分
- 難易度:ふつう
- 推奨年齢:10歳以上

さいころ猫的総合評価
★★★☆☆
おもしろい!
ぜひプレイしてみて
ゲーム内容
環境に負荷をかけずに必要なエネルギーをいかに賄うか、議論をしようじゃないか。楽しく、クールに、そしてセクシーにね!
プレイヤーは自然エネルギーを利用して、都市が必要としている電力を供給することを目指します。
各都市が必要としているエネルギーの総量は10。不足しても多すぎてもダメで、許容できるのは+-1まで。
使うエネルギーはすべて自然由来 都市は必要十分なエネルギーを求めている
また、必要なエネルギーは一種類で賄うのではなく、風力、水力、太陽光、地熱、バイオマスという5つを組み合わせて使うことが必要になります。
手札を5枚ずつとした上で、プレイヤーが手番にできることは下記のいずれか。
・各自然エネルギーに対応する発電所の建設
・より発電容量の大きな施設への改良(改良すると特殊技術カード獲得)
・ 発電能力のない鉄塔への変更 (発電容量がオーバーフローするような場合に実施)
・計画の見直し(手札を捨てる)
※建設/改良で各都市への供給電力が12を超えた場合、それ以外の施設を鉄塔にして11以下となるようにしなければならない。
手番の終わりに手札が5枚になるように山札からドロー。
発電容量は1~4、鉄塔にすることも可能 特殊技術で差を付けろ 合計発電量が要求値に合致するように調整
いずれかのプレイヤーが10マスすべてにカードを置いたら(=2つの都市に電力を供給できたら)相手プレイヤーももう一度手番を行ってゲーム終了。この時点でマスが埋まらなければそのマスには鉄塔を置いて得点計算。各発電方法毎に発電量を比較して、より多かったプレイヤーに1ポイント。街への送電量が10ちょうどであれば、各1ポイント、8以下であればマイナス1ポイントのペナルティです。
ここが〇
シンプルな構成で対戦、電力をたくさん生み出せばいいってものではなくて、必要量を作りこもうというテーマが今風でいいよね。
ちなみにすべていわゆるクリーンエネルギーというところも時代だね。
ここが△
結構淡々と進む感じなので、もう少しドラマチックな展開になるような仕組みがあってもいいかな、って思うよ。
にゃんたのプレイメモ

ルールはごく簡単、多すぎても少なすぎてもダメ、でも相手より多く発電しないと得点は取れないというのが悩ましいところですよね。
これは好き好きになりますが、もう少し凝ったアートワークにしてもいいのかな、って思います。そうすると建設する意欲がわいてきますよね(笑)。まぁこのシンプルさがittenさんの作品らしいともいえますけどね。