- プレイ人数:2~8人
- 所要時間:10~20分
- 難易度:かんたん
さいころ猫的総合評価
★★☆☆☆
ハマる人にはハマるかも!?
ゲーム内容
修行に修行を重ねて手に入れたこの力、とくと見るがいい!出でよ、我が英知を注ぎ込みし聖なる魔剣?よ!
プレイヤーは見習の魔剣召喚師となって魔剣を召喚します。
山札から3枚のカードを引いてゲームスタート。
剣は”発動” ”刀身” ”柄”の三つの要素からなり、それらを組み合わせることで召喚は成立します。
発動カード 刀身カード 柄カード
ゲームは2つのフェイズから成っていて、1つはチェンジフェイズ。最大3枚まで手札を捨てて山札とチェンジすることができます(但し1ターンに1回のみ)。
そして召喚フェイズ。手札に発動、刀身、柄の3種類が揃ったらその魔剣を召喚することができます。召喚術師になりきって名前を読み上げましょう!
3種類のカードにはそれぞれ星マークが描かれており、その合計値が得点になります。
うまくいけば伝説の聖剣を召喚できるかも!?
3種類の組み合わせは完全フリー。どんな組み合わせで召喚してもOKです。
中には完全なネタカードも交じっているので、組み合わせによってはある意味とんでもない代物が誕生することも。
ちぐはぐな剣が誕生することも おかしなものを召喚してしまった・・・・・・
これを繰り返して3本の魔剣を召喚したプレイヤーが現れたらゲーム終了。
召喚済みの魔剣の星マークを合計します。
さらに召喚された魔剣の中で最もオリジナリティあふれる一本を全員で選び、そのプレイヤーに星10個分の得点を加えたうえで、最も高得点のプレイヤーが勝利です。
ここが〇
カードを縦並びにして一本の剣を表現するアイデアは面白いね。
一見どれもユニークなデザインなのに、なんとなくつながるようにデザインされているというのがとても良かった。
ここが△
結局どんな剣を召喚しようが、星の単純合計での勝負になってしまうのが残念。例えばせっかくエクスカリバーを揃えて召喚したとしても、カードに描かれた星以上の価値も効果もないので、敢えてそろえようというモチベーションにならない。
システムも単純に3種のカードを積み上げるだけなので、よく言えばシンプルで分かりやすいけど、反面すごく単調で飽きやすい。
せっかく格好いい魔剣のデザインがたくさんあるのだから、作り上げた時にそれぞれの剣に関連するようなご褒美があってもいいんじゃないのかな。
にゃんたのプレイメモ
アイデアはとても面白いと思います。
特に男の人は小学生くらいの頃に一度はオリジナルの剣の設定を考えたりしたことがあるのではないでしょうか。
ただ、やはりゲームとしては要素が少なすぎて運ゲーになってしまっている感がとても強く、なにか物足りない感じがしてしまってとてももったいないように思えます。
この設定を生かしてもう少し面白いゲームが作れそうな気がするのですが・・・・・・。
〇剣伝説
- 制作:Y.seminar